響楽(きょうらく)とは
三重大学工学部機械工学科メカトロニクス研究室で開発されたギター演奏支援自助具です。
指一本で簡単にコードを押さえることができるギター『一五一会』を使用して、障害や高齢により上肢や手先を上手く動かすことが出来ない方でも音を奏で楽しむことができるよう作られました。
現在では通常の6弦ギター用の響楽Ⅲも開発されており、そちらは6弦ギターをオープンコードにチューニングすることで同じように音を奏でることが出来るようになっております。(※必ずしも全ての方に演奏が出来るようになることをお約束できるものではありません。)
1人でもグループでも、音楽や楽器の「一五一会」を楽しむための第一歩として考えてます。ご自身で肩・肘・手首などがコントロールできる方、音楽が大好きな方まずは一つの音から奏でて楽しんでみませんか?
※使用方法や詳細は右のチラシや動画でご確認ください。
(動画は響楽Ⅱのものです)
商品ラインナップ
響楽Ⅱ(『一五一会』専用) |
ヤイリギター製『一五一会』(4弦ギター)が必要になります。 |
響楽Ⅲ(6弦ギター併用) |
6弦のアコースティックギターに使用できます。オープンコードにチューニングして頂き使用します。 |
響楽(きょうらく)の特徴
- 手・肘・肩の動きを利用し、弦を押 さえるための力に変換するアイテム です。
- 手先と腕の自重をうまく利用しなが ら、てこの原理により握力がなくて も少しの力で弦をおさえることがで きます。
- 力を抜くと弦を開放することができ るのでスムースに移動させることも 可能です。
一五一会・ピックは含まれておりません。
- ピックの保持が困難な方は「サムピック」をお使いいただくか、お住まいの地域の装具士さんにご相談ください。